カリスマCAMPARIソーダ




「あ!あれって、東《あずま》乙菱《おとびし》と矛兎《ほくと》百奈《もな》じゃね?」

「……この距離でフルネーム出てくるお前って監視システムより凄いんじゃない?」

「そういやあさあ。東さんと同じ中学だった奴が言ってたらしいんだけど、東さんって男だって噂あんだよねえ」

「……へえ。」

「そこ、興味。」

「興味なら、まだ矛兎百奈のがある。」

「え?好きなの?」

「惜しい。」

「じゃあなに?巨乳だから興味あるとか?」

「だいぶそれた。」            
  

俺、矛兎百奈って嫌いなんだよね。大嫌いよりの嫌い。


容姿とか、あざといとかそういうことじゃなくてさあ。ほんと苛々してしゃーない。


「東乙菱ってほんとに男なんかなあ。」

「そんな気になるならいっぺん寝てみれば?」

「……マジ?」


カルボナーラは好き、矛兎百奈は嫌い。米と肉が好き、矛兎百奈キラーイ。

 
矛兎百奈と一緒にいる東さんのことは全然嫌いじゃないけど、矛兎は存在自体うざい。