あの夏記憶を失った君と透明な恋をする

しかし、少年は寂しそうな顔をして言う。
「彼女、、、璃子は記憶を失っているのです。おそらくですが、かなり重度の。僕の名前どころか、自分の名前すらもおぼえていないのです。」