あの夏記憶を失った君と透明な恋をする

どうやら驚いているようだ。目から、先ほどの透明な液体が大きな水たまりとなり、頬に流れ落ちていく。
「うっ、、、、うっ、璃k「あのー、、、どちら様でしょうか?あと、なぜ私は病院にいるのですか?」
少年は、先ほどの驚いた表情から一変、とても悲しそうな顔をした。そして、黙ったまま、静かにナースコールを押した。