月花のナイトに寵愛される




シャワーを浴び終わって、少しだけ扉を開け外の様子を見る。
するとすぐ近くにかわいい紙袋が置かれていた。


これがさっき彼が言っていた着替えかな?


袋を取り中を開けると、高校生が着るにはセクシーすぎるというか、ラグジュアリーすぎる下着が見えて思わず閉じる。


……これを着る? 私が?


信じられず何秒か思考したあと、私には拒否権も文句を言う資格もないのだと思い出し、諦めて手に取る。

彼は届けてもらうと言っていたけれど、いったい誰が用意してくれたんだろう。
その人にもお礼を言わなくちゃ。


下着がこれなら服もかと身構えて手に取ると、普通のスウェットだった。


黒色の服に袖を通して気づく。
サイズが明らかに大きい。
これってきっとメンズ服だ。


このかわいい下着を用意してくれた人がこのスウェットも着ているなんて、あまりにもちぐはぐに感じる。

ズボンも入っているけれど、上を着るだけで事足りた。
だけど足を見せるのは恥ずかしくて履いてみる。


しかしやっぱりウエストも丈も長く、折らないと床につくし手で押さえないとズボンは脱げるしで諦めるしかなかった。


持ち主である女性はいったいどうやって着こなしているのだろうと考えながら、さっきの部屋へと歩く。