こじらせて、こじらせるほど。






…続けたもの勝ち。




その言葉がなぜか、そのときの俺の心には、驚くほど素直に、そして奥深くに





落ちた。






「…なぁ」




「ん?」




「…うるっせーよ帰宅部!俺の高尚な悩みがおまえに分かってたまるか!」




「はぁ!?うざい!!!めちゃうざい!!!」







そのときの俺はなんて答えたらいいか、死ぬほどわかんなくて




…死ぬほどイケてない返しをしたわけだが。






なぁ広瀬。おまえはきっと、何も覚えてないだろ。






こんな事があったことも




自分が言った言葉も





そしてお前は今も知らない。






俺がこのとき、おまえの言葉にどれだけ救われたか。






そして






俺はこの時から、気づいたら広瀬のこと四六時中目で追って、考えて…





ずっと、お前に囚われてるってこと。