もしももういちどだけあの日にいけるのなら

第五章【彼女、、、?】
翌日、私は眠い目を擦りながら遅刻ギリギリで登校してきた。昨日聞いたことをノートにまとめてきてたのだ。うーん、、、眠い
「大変だよ‼菜々美!」
いつもはかなりマイペースな麻衣子の双子の妹の西浦芽衣子(にしうらめいこ)が来た。
「何が大変なの?芽衣子」
「私、昨日見ちゃったの!優紀君が隣のクラスの美少女あのーほら、綾小路紫乃(あやのこうじしの)さんと歩いてるのを!」
は、、、優紀が綾小路さんと?
「しかも、二人とも滅茶苦茶仲良さそうだったよ!どんな表情なのかは見えなかったけど、歩いてる距離も近そうだった!」
え、、、まじか、、、優紀は誰とも付き合わず、優紀の隣はずっと私だって思ってたけど、違ったんだな、、、