もしももういちどだけあの日にいけるのなら

てことで調査を始めた。幸い私はクラスでは陽の部類に値する人物だったから、優紀と仲がいい人に片っ端に聞いていった。
てことで、まずは優紀の親友である。椎名正和(しいなまさかず)君に聞いてみた。
「ねえねえ、椎名君、最近気になることってない。」
「ないよ」←冷たくね