夢のようなひと時を過ごし、様々な書類の名義変更をしているうち少しずつ結婚した事を実感してきた。
そして週明け、どうやら院長が話してしまったらしくすでに院内では彼が結婚するらしいと噂が広まっていた為、公にしようと決めた。
朝の申し送りで時間を頂き柊哉さん自ら発表すると、噂は本当だったんだと少し騒つき「お相手は?」という質問に、彼は真っ直ぐに私の所へきて肩を抱く。
「彼女が私の妻です。本人の意向により今後も旧姓の宮野のままですが、私の最愛の妻だという事をお忘れなく」
そうまるで周りを牽制するかのように、仕事中のクールな視線で少し語気を強める。
すると、皆さんの驚きで止まっていた空気が動きだし、うんうんと頷いてから次第に拍手と「おめでとう」の声が聞こえてきた。
その後、彼はすぐにナースステーションを出ていき、それを見計らったように看護師さん達に囲まれ少し怖かったけれど...
「宮野さんおめでとう!全然知らなかったわよ!どうして教えてくれなかったの⁈ 宮野さんなら納得ね!美男美女で目の癒しだわぁ!さすが香月先生!見る目があるわね」と口々に言われ拍子抜けした。
また前のように敵意を向けられたら...とずっとドキドキしていたけれど、予想外の祝福ムードに心から安堵した。
そして噂は瞬く間に広がり、お昼休憩には元同僚の方達にも囲まれてしまったり、しばらくは食堂や廊下でも視線を感じる事は多かったけれど、少し経てば無くなるはずとなるべく気にせずに過ごした。
それに、ちゃんと柊哉さんもわかってくれていて、わざと人前で私の事を名前で呼んだり頭を撫でたり、朝も帰りも気にせずに堂々と手を繋いで歩いてくれる。これは全部、私を守るためにやってくれていること。
最初は少し恥ずかしかったけれど、ひと月も経てばそれが当たり前になり、周りも慣れてくれたようで今ではほとんど視線も感じなくなった。
そして週明け、どうやら院長が話してしまったらしくすでに院内では彼が結婚するらしいと噂が広まっていた為、公にしようと決めた。
朝の申し送りで時間を頂き柊哉さん自ら発表すると、噂は本当だったんだと少し騒つき「お相手は?」という質問に、彼は真っ直ぐに私の所へきて肩を抱く。
「彼女が私の妻です。本人の意向により今後も旧姓の宮野のままですが、私の最愛の妻だという事をお忘れなく」
そうまるで周りを牽制するかのように、仕事中のクールな視線で少し語気を強める。
すると、皆さんの驚きで止まっていた空気が動きだし、うんうんと頷いてから次第に拍手と「おめでとう」の声が聞こえてきた。
その後、彼はすぐにナースステーションを出ていき、それを見計らったように看護師さん達に囲まれ少し怖かったけれど...
「宮野さんおめでとう!全然知らなかったわよ!どうして教えてくれなかったの⁈ 宮野さんなら納得ね!美男美女で目の癒しだわぁ!さすが香月先生!見る目があるわね」と口々に言われ拍子抜けした。
また前のように敵意を向けられたら...とずっとドキドキしていたけれど、予想外の祝福ムードに心から安堵した。
そして噂は瞬く間に広がり、お昼休憩には元同僚の方達にも囲まれてしまったり、しばらくは食堂や廊下でも視線を感じる事は多かったけれど、少し経てば無くなるはずとなるべく気にせずに過ごした。
それに、ちゃんと柊哉さんもわかってくれていて、わざと人前で私の事を名前で呼んだり頭を撫でたり、朝も帰りも気にせずに堂々と手を繋いで歩いてくれる。これは全部、私を守るためにやってくれていること。
最初は少し恥ずかしかったけれど、ひと月も経てばそれが当たり前になり、周りも慣れてくれたようで今ではほとんど視線も感じなくなった。
