「キミ、何年生?」

 中に入ると座らされ、学年を聞かれました。

「えっと・・・1年です・・・。」

「なんでいたの??」

「そのぉ・・忘れ物を取りに。。」

「そう・・・。この部活の存在を知られたからには、ただじゃすまないよ。」

「えっっ・・・・!!!」

 ただじゃすまない、という言葉にわたしは頭の中が真っ白になった。

「「どうしよう・・・どうしよう・・・」」

「それとも、この部活に入部するか??そうすれば見逃してやる。」

「は・・・入ります入りますっ・・・!!」

「じゃぁ、この紙に名前を書いて。」

「はぃぃ・・・・。」

紙を見ると、そこにはこう書いてありました。

 ~入部届け・研究部~
・研究部に入ったことは、誰にも言わない。

・研究部の存在も誰にも言わない。

・夜7~10時までは部活。

・先輩の言うことは、しっかりと聞く。

・研究部のために尽くす。


・以上の約束をしっかり守る。

 名前を記入してください。


何も考えずにわたしは名前を書いた。

この行動によって恐ろしいことがわたしを待ってるとは、思いもよらなかった・・・