守護王の最愛~運命を壊す禁断の恋は、祝福の淡雪を降らせる~

 すると、冷ややかな零様の声が耳に届いた。
 私は彼の元に近づいて、膝をつく。

 そんな私に、ただ一言零様は告げた。

「霜月凛、お前に暇を言い渡す」
「──っ!!!」

 私は目を見開いた後、唇を噛みしめる。
 そうして彼の事を見ることもないまま、命令を受け取った。

 零様はそんな私に何も言わず、その場から去って行った──