「ユキちゃん?」
「・・・ん-、どしたの?」
「いや、ぼーっとしてたので」
疲れてるんですか?と訴えかけてくるルキの目に気づかないふりをしたまま、監督を探す。
「あ、監督!どうでしたか?」
「そうだね・・・あそこのタイミングがずれ出たのと、もっと伸びやかに歌っていいよ。肩叩かれるまで自分の世界に入ってて」
「なるほど・・・わかりました!」
監督とそんな会話をして、私は今、確信した。
私、絶対に1人でなにもできないタイプだ。
誰かの指示してもらえないと、なにをしていいかわからず、失敗して怒られる。
指示&ARTEMISのみんながいる、という条件をクリアしてこそ、私は本来の私になる。
「よーい・・・はい!」
監督の声がする前に車が動き出し、監督の声で口ずさみ始める。
自分の世界・・・自分の声で創りあげていく、音楽のまち。
優しく、明るい、理想のまちを・・・。
ポン、と肩を叩かれて意識が現実に浮上してくる。
肩を叩いてきたルキに視線を送り、窓の外に釘付けに・・・。
『わぁっ』と体を乗り出し、夢中で窓の外を見続ける。
「はい、カット!」
監督の声で車が止まり、監督が近づいてくる。
「今の良かったよ」
あ・・・よかった。
ホントに自分の世界に入り込めた気がして楽しかった。
「・・・ん-、どしたの?」
「いや、ぼーっとしてたので」
疲れてるんですか?と訴えかけてくるルキの目に気づかないふりをしたまま、監督を探す。
「あ、監督!どうでしたか?」
「そうだね・・・あそこのタイミングがずれ出たのと、もっと伸びやかに歌っていいよ。肩叩かれるまで自分の世界に入ってて」
「なるほど・・・わかりました!」
監督とそんな会話をして、私は今、確信した。
私、絶対に1人でなにもできないタイプだ。
誰かの指示してもらえないと、なにをしていいかわからず、失敗して怒られる。
指示&ARTEMISのみんながいる、という条件をクリアしてこそ、私は本来の私になる。
「よーい・・・はい!」
監督の声がする前に車が動き出し、監督の声で口ずさみ始める。
自分の世界・・・自分の声で創りあげていく、音楽のまち。
優しく、明るい、理想のまちを・・・。
ポン、と肩を叩かれて意識が現実に浮上してくる。
肩を叩いてきたルキに視線を送り、窓の外に釘付けに・・・。
『わぁっ』と体を乗り出し、夢中で窓の外を見続ける。
「はい、カット!」
監督の声で車が止まり、監督が近づいてくる。
「今の良かったよ」
あ・・・よかった。
ホントに自分の世界に入り込めた気がして楽しかった。



