「ありがとうございました・・・!続いては、」
カメラが反対のステージに向いている時に、奥にはける。
「お疲れ様ー・・・!」
「コウすごいな・・・!司会の人もみんなも魅入ってたぞ?コウの声には魔法でもかけられてんのって感じだった」
「セイが普段言わないようなセリフ貰っちゃった」
メンバーに抱きつかれ、コウが嬉しそうにつぶやいた。
「みんなカッコよかった・・・!大成功だったね!」
みんなで奥に行きながらはしゃいでいると。
「すごかったね」
「ありがとうございます!・・・え、Blizzardさん・・・?」
そこには、ARTEMIS憧れの超人気バンド・Blizzardさんがいた。
Blizzardさんとは、ボーカル音さん、ギター悠さん、キーボード弾さん、、そしてドラム炎さんの天才4人から成るバンド。
海外進出も今年達成した、凄い人だ。
メンバー同士仲が良く、バンドを組んでる身としても見習いたい人たちである。
「とくにユキちゃん。すごいよかったよ」
音さんに頭を撫でられ、思わず笑みが零れる。
「それでユキ、考えを変える気はない?」
「はい」
私たちの会話に、ARTEMISのみんなが首をかしげる。
「もともと決まってたコトなんですけどね。私はARTEMISのユキとして頑張りたいんです!」
「そっか、ユキちゃんのその考え、好きだよ」
「ありがとうございます・・・!」
私は以前、Blizzardさんにスカウトされたことがあった。
大体の楽器が弾ける中でもキーボードをやっているだけ・・・って感じだから。
歌も得意だし、女性ボーカルとして、普段はベースとしてBlizzardに入らないかって何回か言われたコトがあった。
すごく名誉なコトだし、ARTEMISじゃなかったら受けていたかもしれない。
でも、私はARTEMISだからバンドになった。
そんな理由で、デビュー前から私を見つけてくれたBlizzardさんのお誘いはお断りさせていただいていたんだ。
「ユキ、前々からBlizzardさんたちとはよく分からない会話してるけど・・・」
「今日こそ教えろよー!気になって仕方ない」
コウとネイに説明を要求され、困ってセイを見る。
すると、セイも気になるのか苦笑していた。
「こらこら、ユキちゃんを困らせたらだめだよ。ユキちゃん、あとでまたおいで。お菓子あげる」
ギターの悠さんが助け舟を出してくれて、3人は少し納得いかないような顔をしていたけど頷いてくれた。
「ありがとうござます、悠さん・・・!」
「あ、悠ばっかズルい!ユキちゃん、うちのメイクさんがユキちゃんにあげたいアクセがあるんだって」
「弾、それ弾にお礼言うべきなコトじゃないよ」
Blizzardさんのメイクさんといえば、もともと超人気韓国人アイドルのメイクを担当していた凄腕さんだ。
Blizzardさんが格好良すぎて、異動してきたんだとか。
まぁ、ARTEMISのシウさんもすごい人だし、韓国でも将来を期待されてたからね!!
「さわがしくてごめんね、ユキちゃん」
「いえ!すごく仲が良いので私たちも見習います・・・!」
笑顔で返し、私たちはBlizzardさんに道を譲りながら礼をして控室に行く。
カメラが反対のステージに向いている時に、奥にはける。
「お疲れ様ー・・・!」
「コウすごいな・・・!司会の人もみんなも魅入ってたぞ?コウの声には魔法でもかけられてんのって感じだった」
「セイが普段言わないようなセリフ貰っちゃった」
メンバーに抱きつかれ、コウが嬉しそうにつぶやいた。
「みんなカッコよかった・・・!大成功だったね!」
みんなで奥に行きながらはしゃいでいると。
「すごかったね」
「ありがとうございます!・・・え、Blizzardさん・・・?」
そこには、ARTEMIS憧れの超人気バンド・Blizzardさんがいた。
Blizzardさんとは、ボーカル音さん、ギター悠さん、キーボード弾さん、、そしてドラム炎さんの天才4人から成るバンド。
海外進出も今年達成した、凄い人だ。
メンバー同士仲が良く、バンドを組んでる身としても見習いたい人たちである。
「とくにユキちゃん。すごいよかったよ」
音さんに頭を撫でられ、思わず笑みが零れる。
「それでユキ、考えを変える気はない?」
「はい」
私たちの会話に、ARTEMISのみんなが首をかしげる。
「もともと決まってたコトなんですけどね。私はARTEMISのユキとして頑張りたいんです!」
「そっか、ユキちゃんのその考え、好きだよ」
「ありがとうございます・・・!」
私は以前、Blizzardさんにスカウトされたことがあった。
大体の楽器が弾ける中でもキーボードをやっているだけ・・・って感じだから。
歌も得意だし、女性ボーカルとして、普段はベースとしてBlizzardに入らないかって何回か言われたコトがあった。
すごく名誉なコトだし、ARTEMISじゃなかったら受けていたかもしれない。
でも、私はARTEMISだからバンドになった。
そんな理由で、デビュー前から私を見つけてくれたBlizzardさんのお誘いはお断りさせていただいていたんだ。
「ユキ、前々からBlizzardさんたちとはよく分からない会話してるけど・・・」
「今日こそ教えろよー!気になって仕方ない」
コウとネイに説明を要求され、困ってセイを見る。
すると、セイも気になるのか苦笑していた。
「こらこら、ユキちゃんを困らせたらだめだよ。ユキちゃん、あとでまたおいで。お菓子あげる」
ギターの悠さんが助け舟を出してくれて、3人は少し納得いかないような顔をしていたけど頷いてくれた。
「ありがとうござます、悠さん・・・!」
「あ、悠ばっかズルい!ユキちゃん、うちのメイクさんがユキちゃんにあげたいアクセがあるんだって」
「弾、それ弾にお礼言うべきなコトじゃないよ」
Blizzardさんのメイクさんといえば、もともと超人気韓国人アイドルのメイクを担当していた凄腕さんだ。
Blizzardさんが格好良すぎて、異動してきたんだとか。
まぁ、ARTEMISのシウさんもすごい人だし、韓国でも将来を期待されてたからね!!
「さわがしくてごめんね、ユキちゃん」
「いえ!すごく仲が良いので私たちも見習います・・・!」
笑顔で返し、私たちはBlizzardさんに道を譲りながら礼をして控室に行く。



