「シウさん、お願いします」
「はい、じゃあ座ってください。いつも通りいきますね」
私はいつも白をベースにしたメイクをする。
メンバーカラーも白だしね。
「あ、お肌のケアは毎日してますか?」
「はい、・・・えっと、ちゃんとできてるかは・・・」
「いえ、できてますよ。すごくきれいなので。・・・ほかになにかやってますか?」
「え?・・・ん-・・・ランニングくらいですけど」
「あぁ、それですね。すごく肌が滑らかだったので。ケアだけではこんな肌にはならないと思いますしね。・・・すっぴんさんですか?」
「はい」
「ユキちゃんはメイク得意じゃなかったですよね?デビュー前はコウさんにやってもらってたと聞いていますが・・・普段はどうしてるんですか?」
「あ、メイクしてないんですよ。保湿と、あとは乾燥防止のリップくらいです。コウに言われて外に出る時も帽子眼鏡マスクの三銃士が私の相棒ですしね!」
シウさんさんとはすごく会話が弾む。
だから、会話を楽しんでるだけでメイクは終わるんだ。
「・・・はい、できましたよ。時間が結構余りましたけど、なにかすることはありますか?」
「はい、個人のSNSにあげる写真を撮るので!」
「そうですか」
シウさんが笑顔で私を椅子から立たせてくれて、お礼を言ってから部屋を移動する。
ちょうど誰も作業していない部屋があったので、そこで写真を撮るコトにした。
いつも個人のSNSにあげているのは、コーディネートや自分が食べたものなど。
お店にもちゃんと許可は取ってるし、逆にお礼を言われることもあるから嬉しいんだよねぇ。
机にスマホを置き、全身が映るように写真を撮る。
シャッター音がして、すぐにスマホを確認した。
「ん、このままあげれるね」
私は加工というモノが得意ではないので、背景だけを少しぼやけさせて保存するだけ。
コメントに『もうすぐ○○歌合戦!緊張してます・・・頑張るから見ててね!🤟』といれてSNSにアップする。
ちなみに、『🤟』というのは、世界共通の手話で『アイラブユー』。
コメントに使う芸能人とかも多いんだよ。
もちろん、『💛』を使う人もいるんだけどね。
私的には、みんなに考えて『あっ!』ってなってほしいから。
ストレートな表現も大切だと思うけどね!
「ユキ?なにしてんの」
メイクが終わったのか、ネイがひょっこり顔を出す。
ネイはコウよりメイクが少ないし、着替えるのもすごくはやいからなぁ。
「SNSにあげる用の写真撮ってるの。ネイも一緒に撮らない?ネイたちが一緒に投稿されるとみんな喜ぶから」
「そう?じゃ一緒に撮ろ」
ネイがずいっと顔を近づけてきて、猫みたいだと笑うと、ネイは不思議そうに首をかしげていた。
2人で頬を寄せ、片手で自分の頬に半分のハートを作る。
写真が撮れて、ネイと確認すると。
「えっ、ネイ可愛い!」
「っ・・・ユキ可愛い」
そう言うと、ネイの顔がほんのりピンクに染まる。
「コウにも見せようかな?ネイがこんなに可愛い写真初めてかも!いつもカッコいい方向だから」
「カッコいい・・・っあ、コウとセイには見せないで」
「え?じゃあSNSにもアップしないほうがいい?」
「それはアップして!コウとセイが気づくまで、ね?」
どこか必死なネイに思わず笑みが零れ、うんうんと頷く。
「じゃあそうしよっか」
ネイに言われた通りにSNSにアップして、私はスマホを仕舞った。
「はい、じゃあ座ってください。いつも通りいきますね」
私はいつも白をベースにしたメイクをする。
メンバーカラーも白だしね。
「あ、お肌のケアは毎日してますか?」
「はい、・・・えっと、ちゃんとできてるかは・・・」
「いえ、できてますよ。すごくきれいなので。・・・ほかになにかやってますか?」
「え?・・・ん-・・・ランニングくらいですけど」
「あぁ、それですね。すごく肌が滑らかだったので。ケアだけではこんな肌にはならないと思いますしね。・・・すっぴんさんですか?」
「はい」
「ユキちゃんはメイク得意じゃなかったですよね?デビュー前はコウさんにやってもらってたと聞いていますが・・・普段はどうしてるんですか?」
「あ、メイクしてないんですよ。保湿と、あとは乾燥防止のリップくらいです。コウに言われて外に出る時も帽子眼鏡マスクの三銃士が私の相棒ですしね!」
シウさんさんとはすごく会話が弾む。
だから、会話を楽しんでるだけでメイクは終わるんだ。
「・・・はい、できましたよ。時間が結構余りましたけど、なにかすることはありますか?」
「はい、個人のSNSにあげる写真を撮るので!」
「そうですか」
シウさんが笑顔で私を椅子から立たせてくれて、お礼を言ってから部屋を移動する。
ちょうど誰も作業していない部屋があったので、そこで写真を撮るコトにした。
いつも個人のSNSにあげているのは、コーディネートや自分が食べたものなど。
お店にもちゃんと許可は取ってるし、逆にお礼を言われることもあるから嬉しいんだよねぇ。
机にスマホを置き、全身が映るように写真を撮る。
シャッター音がして、すぐにスマホを確認した。
「ん、このままあげれるね」
私は加工というモノが得意ではないので、背景だけを少しぼやけさせて保存するだけ。
コメントに『もうすぐ○○歌合戦!緊張してます・・・頑張るから見ててね!🤟』といれてSNSにアップする。
ちなみに、『🤟』というのは、世界共通の手話で『アイラブユー』。
コメントに使う芸能人とかも多いんだよ。
もちろん、『💛』を使う人もいるんだけどね。
私的には、みんなに考えて『あっ!』ってなってほしいから。
ストレートな表現も大切だと思うけどね!
「ユキ?なにしてんの」
メイクが終わったのか、ネイがひょっこり顔を出す。
ネイはコウよりメイクが少ないし、着替えるのもすごくはやいからなぁ。
「SNSにあげる用の写真撮ってるの。ネイも一緒に撮らない?ネイたちが一緒に投稿されるとみんな喜ぶから」
「そう?じゃ一緒に撮ろ」
ネイがずいっと顔を近づけてきて、猫みたいだと笑うと、ネイは不思議そうに首をかしげていた。
2人で頬を寄せ、片手で自分の頬に半分のハートを作る。
写真が撮れて、ネイと確認すると。
「えっ、ネイ可愛い!」
「っ・・・ユキ可愛い」
そう言うと、ネイの顔がほんのりピンクに染まる。
「コウにも見せようかな?ネイがこんなに可愛い写真初めてかも!いつもカッコいい方向だから」
「カッコいい・・・っあ、コウとセイには見せないで」
「え?じゃあSNSにもアップしないほうがいい?」
「それはアップして!コウとセイが気づくまで、ね?」
どこか必死なネイに思わず笑みが零れ、うんうんと頷く。
「じゃあそうしよっか」
ネイに言われた通りにSNSにアップして、私はスマホを仕舞った。



