3.
「ねぇ、この後、あのカフェに行かない?タピオカミルクティーが美味しいところ!」
「え?あの人気の?でも高いし、列やばいと思うよ。」
「あ、値段の件はご心配なく〜。三つドリンク頼んだら割引になる券があるんだ。」
「へー、そうなの?じゃあ、行こうかな。」
ホームルームが終わり、かばんに教科書を入れていたら妃奈乃が無邪気な笑みを浮かべて誘ってくれた。
「そんでさ、秋聖も誘っていい?三つドリンク頼まないといけないし」
これまでにこやかに頷いていた私も、その言葉には即答しかねた。
昼休み、気まずくなったばっかりだし、顔を合わせるのが気まずい。
いや、気まずいと言うよりは・・・面倒臭い。
今は、秋聖くんの顔も見たくない。
私が頑張って必死にがまんして積み上げたものを壊した人。
もう、秋聖くんへの好感度はガタ落ちだ。
「え〜、でも秋聖くんは甘いもの、嫌いでしょ?それに今日はさ・・・・あ、乙葉を誘わない?乙葉!」
前の席の乙葉に問いかける。
ちなみに、妃奈乃はうちのクラスの教室にちゃっかり入ってきている。
「なに?」
「今日さ、あの駅前のカフェ行かない?妃奈乃が割引券持ってて、三つドリンク頼むと半額らしいし、みんなで一緒に行きたいなって思って。」
「え・・・?でもいいの?」
乙葉は遠慮がちだ。
「全然大丈夫。たまには乙葉も一緒に遊びに行かない?」
「うん、わかった。ありがとう。じゃあ、ちょっとすぐに準備済ませるから待ってて。」
ふぅ・・・何とかなった。
でも、秋聖君が甘いものが嫌いなのは事実だし。
「ねぇ、この後、あのカフェに行かない?タピオカミルクティーが美味しいところ!」
「え?あの人気の?でも高いし、列やばいと思うよ。」
「あ、値段の件はご心配なく〜。三つドリンク頼んだら割引になる券があるんだ。」
「へー、そうなの?じゃあ、行こうかな。」
ホームルームが終わり、かばんに教科書を入れていたら妃奈乃が無邪気な笑みを浮かべて誘ってくれた。
「そんでさ、秋聖も誘っていい?三つドリンク頼まないといけないし」
これまでにこやかに頷いていた私も、その言葉には即答しかねた。
昼休み、気まずくなったばっかりだし、顔を合わせるのが気まずい。
いや、気まずいと言うよりは・・・面倒臭い。
今は、秋聖くんの顔も見たくない。
私が頑張って必死にがまんして積み上げたものを壊した人。
もう、秋聖くんへの好感度はガタ落ちだ。
「え〜、でも秋聖くんは甘いもの、嫌いでしょ?それに今日はさ・・・・あ、乙葉を誘わない?乙葉!」
前の席の乙葉に問いかける。
ちなみに、妃奈乃はうちのクラスの教室にちゃっかり入ってきている。
「なに?」
「今日さ、あの駅前のカフェ行かない?妃奈乃が割引券持ってて、三つドリンク頼むと半額らしいし、みんなで一緒に行きたいなって思って。」
「え・・・?でもいいの?」
乙葉は遠慮がちだ。
「全然大丈夫。たまには乙葉も一緒に遊びに行かない?」
「うん、わかった。ありがとう。じゃあ、ちょっとすぐに準備済ませるから待ってて。」
ふぅ・・・何とかなった。
でも、秋聖君が甘いものが嫌いなのは事実だし。

