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「おはよう〜!ねぇ聞いて!昨日さ、秋聖が私のしたメールに既読スルーされたの!私のことが嫌いなのかな?」
「おはよう。え?秋聖くんに既読スルーされたの?忙しかったんじゃない?返信しかったけど時間がなかったからとりあえず文面呼んだ的な。そんなに気にすることはないよ!だって、妃奈乃だって返信できないとき、あるでしょ?」
私は、楓野恋春
私は普段電車通学だから、電車に乗ってぼんやりと景色を見てたんだけど、ある駅にとまって、ドアが開いた瞬間にびっくりするくらい早く私を見つけて、ガシッと手を掴んできたんだ。
そして今も腕をブンブンしながら話してる。
フルネームは、柊木妃奈乃
幼なじみで大好きな親友。
いつも、長い髪をお団子にしてみからに活発なタイプ。
今日も、長い髪を、さくらんぼのモチーフのついたヘアゴムでお団子にしていた。
ちなみに、私の今日のヘアアレンジは、三つ編みをカチューシャみたいにして編んで、ハーフアップにしてマリンブルーの宝石みたいなプラスチックでつくられたものがついたバレッタで留めている。
「はあ〜、いいよね。恋春はさ。誰とでも仲良しで悪口も言ったことないし、先生からの信頼も厚いしさ。すっごく優等生だよね。幸せそうで羨ましいよ〜!悩みなんかあってもすぐに相談したら返してもらえそうだし友達だってたくさんいるし。」
「え〜、そんなことないってば。」
その言葉に胸がズキっと痛む。
私にも当然悩みがあるけど、簡単に相談できない。
よく、私は優等生って言われるけど、本当は違う。心の中だったらいつも優等生じゃないし、嫌なことを言われても雰囲気を乱さないために、努力してるだけ。
私の通う高校、私立青波学園高校は、基本的に優秀な生徒の集う私立高校だ。
だから、ここに通ってるだけで十分優等生といえるかもしれないけど・・・・
私は・・・・ずっと悩んでることがある。
それは、恋愛のことだった。
「おはよう〜!ねぇ聞いて!昨日さ、秋聖が私のしたメールに既読スルーされたの!私のことが嫌いなのかな?」
「おはよう。え?秋聖くんに既読スルーされたの?忙しかったんじゃない?返信しかったけど時間がなかったからとりあえず文面呼んだ的な。そんなに気にすることはないよ!だって、妃奈乃だって返信できないとき、あるでしょ?」
私は、楓野恋春
私は普段電車通学だから、電車に乗ってぼんやりと景色を見てたんだけど、ある駅にとまって、ドアが開いた瞬間にびっくりするくらい早く私を見つけて、ガシッと手を掴んできたんだ。
そして今も腕をブンブンしながら話してる。
フルネームは、柊木妃奈乃
幼なじみで大好きな親友。
いつも、長い髪をお団子にしてみからに活発なタイプ。
今日も、長い髪を、さくらんぼのモチーフのついたヘアゴムでお団子にしていた。
ちなみに、私の今日のヘアアレンジは、三つ編みをカチューシャみたいにして編んで、ハーフアップにしてマリンブルーの宝石みたいなプラスチックでつくられたものがついたバレッタで留めている。
「はあ〜、いいよね。恋春はさ。誰とでも仲良しで悪口も言ったことないし、先生からの信頼も厚いしさ。すっごく優等生だよね。幸せそうで羨ましいよ〜!悩みなんかあってもすぐに相談したら返してもらえそうだし友達だってたくさんいるし。」
「え〜、そんなことないってば。」
その言葉に胸がズキっと痛む。
私にも当然悩みがあるけど、簡単に相談できない。
よく、私は優等生って言われるけど、本当は違う。心の中だったらいつも優等生じゃないし、嫌なことを言われても雰囲気を乱さないために、努力してるだけ。
私の通う高校、私立青波学園高校は、基本的に優秀な生徒の集う私立高校だ。
だから、ここに通ってるだけで十分優等生といえるかもしれないけど・・・・
私は・・・・ずっと悩んでることがある。
それは、恋愛のことだった。

