お金持ち学園の王子様たちとヒミツの時間



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side柚月




ボクには、大切な弟がいた。



優しく愛嬌があって成績優秀。



なんでもできる弟は、ボクにとって唯一の誇りだった。



ボクは特別頭がいいわけでもないし、弟のように誰にでも笑顔でみんなに好かれるほど器用でもない。



そんな”凡才”のボクにも弟は優しく接してくれていた。



大好きなお兄ちゃんだからと。



でもある日を境に一気にその関係は崩れ落ちた。