୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧ side柚月 ボクには、大切な弟がいた。 優しく愛嬌があって成績優秀。 なんでもできる弟は、ボクにとって唯一の誇りだった。 ボクは特別頭がいいわけでもないし、弟のように誰にでも笑顔でみんなに好かれるほど器用でもない。 そんな”凡才”のボクにも弟は優しく接してくれていた。 大好きなお兄ちゃんだからと。 でもある日を境に一気にその関係は崩れ落ちた。