イッケンヤ

私達が行こうとしている場所は
一家心中があった場所。


何十年も取り壊しがされず、
いつの間にか竹やぶの中にポツンとある家だ。

1階はみんな入った事があるが
2階はなぜか入ってはいけないオーラで
まだ誰も入った事がないような場所だった。


竹やぶの前には
至って普通の住宅街があり
肝試しに来ているのを見ては通報されるという。

とにかく変に周りの目線、警察が拒否する場所だった。