「じゃあ俺は帰るね!またねっ」
途中はどうなるかと思ったがちひろさんのおかげでなんとか最後は和やかに終わる事ができた。
「はいっ今日はありがとうございましたっ」
私はペコリと会釈をしてから歩き出す。
頭の中ではさっきちひろさんが言っていた言葉がぐるぐると回っている。
「杏ちゃんは詩の事が好きだとばかり思っていたから」
この言葉は本当なのだろうか?
本当なわけ、ないのかな……
そう思っている自分がいるが、変に肩にハマっている自分もいる。
それに、さっきから心臓の音がうるさいっ
バクバクッいう心臓の音がずっと鳴り響いている。
それと私の顔も今は熱いっ
でもこれはきっと夏だから。
……私の本当の気持ちはなんなのだろう……
私は一人、歩いている道から見えた月を眺める。
綺麗な月……私はちゃんと答えをだせるの?
私は月に向かって問いかける。
返ってくるはずもないのに。
誰か私の心がわかる人はいませんか–––
途中はどうなるかと思ったがちひろさんのおかげでなんとか最後は和やかに終わる事ができた。
「はいっ今日はありがとうございましたっ」
私はペコリと会釈をしてから歩き出す。
頭の中ではさっきちひろさんが言っていた言葉がぐるぐると回っている。
「杏ちゃんは詩の事が好きだとばかり思っていたから」
この言葉は本当なのだろうか?
本当なわけ、ないのかな……
そう思っている自分がいるが、変に肩にハマっている自分もいる。
それに、さっきから心臓の音がうるさいっ
バクバクッいう心臓の音がずっと鳴り響いている。
それと私の顔も今は熱いっ
でもこれはきっと夏だから。
……私の本当の気持ちはなんなのだろう……
私は一人、歩いている道から見えた月を眺める。
綺麗な月……私はちゃんと答えをだせるの?
私は月に向かって問いかける。
返ってくるはずもないのに。
誰か私の心がわかる人はいませんか–––



