あなたは守られる対象です!?

朝の詩さんから逃げてなんとか自分の部屋に行き、ベッドにダイブする。




逃げてきたはいいけど、多分今日も朝食は一緒にとるはず。




……仕方ないのか……




「失礼します、八神様朝食の準備が整いました」





少ししてから案の定、神白さんが来てくれた。




「今すぐ向かいます」




そもそも私は一護衛なのにどうしてここまでしてくれるのだろう。




部屋といいご飯といい、他の人もみんなこんな感じなのだろうか?





私は護衛の任務は初めてだがこれが普通なのかも。





若干の違和感はあったが、朝の美味しいご飯を食べているといつの間にか頭から抜け落ちていた。





ここでちゃんと追求していればあんな事にはならなかったはずなのに–––