学校にも馴染め、楽しいと思い始めた頃。




まぁ詩さんとは全く会話をしていないのだが……




でも仕事は仕事。一応ちゃんと護衛はしている。




今の所ストーキングをしているようにしか見えないのだが……




「失礼します。今から倉庫の荷物の出し入れをするのですがあいにく人手が足りずよろしければ手伝って頂けないでしょうか?」




夕方。そろそろ日が沈む頃部屋の外から神白さんの声が聞こえた。




倉庫の荷物の出し入れ?




特に今からやらなければいけない事もなかったよね?




「了解です、すぐ行きますね」




ずっと部屋にいても暇だからちょうど良かったかも。体も動かしときたかったし。





急いでパーカーを羽織り廊下で待っている神白さんの所まで行く。




「ありがとうございます。では早速向かいましょう」