あなたは守られる対象です!?

部屋を出ると当然辺りは真っ暗。




だけど別にそんなもの足止めにもならない。




私は数秒間目を瞑りすぐに暗闇に目を慣らす。




服装はパジャマを着ているから動きにくいわけではない。




そして一番の問題は私が犯人を目撃していない事。




犯人がどんな人物なのかわからないと対処の目処を立てれない。




もしかしたら武器を持っているかもしれないし人質を取られた面倒だ。




とにかく闇雲に走るものも得策とは言えないが情報が少なすぎるから長い長い廊下をただひたすらに走った。