あの日、詩さんに部屋を追い出された次の日。




「ふぁ〜おはよう……」




誰もいない部屋にポツリッと呟く。




ベッドから身を起こし、真っ白なカーテンを勢いよく開ける。




「眩し……」




今日は雲一つない綺麗な空。




こういう空を見るだけで心が踊る。




よし、今日も頑張ろっ
 



昨日はあんな感じだったけど機嫌が悪かっただけかもしれないしっ




そう少し期待をし支度を始めた。