「……んっ」



ここはどこだろう……




確か私ナイフが刺さって……それからの記憶がない。




むくりと体を起こすと色々な機械が置かれている。




だから一瞬でここは病院なのだと理解した。




手を握ったりして感覚を取り戻す。





死ななかったんだ……




少し残念な気持ちと生きたという安心感が同時に私を襲う。