体育館を出た後すぐにグランウドに向かうと全生徒が真ん中に集まり恐怖していた。
人質とか取られているかと思ったけどそうではなさそう。
本当はもっと不審者がいると思っていたんだけど、ここを来る前に学園全体を見て周ったが誰もいなかった。
「杏ー!どこ行ってたんだよ!」
クラスごとに別れて整列していたらしく私が自分のクラスの列に行くと瑠海さんとちひろさんが心配そうにしていた。
もしかして心配してくれていたのかな?それなら申し訳ない……
「ごめんなさいっちょっと迷ってて……」
不審者倒してましたなんて口が裂けても言えないっ
「もー心配したんだぞ」
「本当だよ、ちゃんと帰ってきてくれて良かった」
瑠海さんもちひろさんも優しく私に微笑みかけてくれる。
「あはは……ごめんなさい……」
二人の優しさに触れ心がじんわりと熱くなるのを感じながらも申し訳なく思うのだった。
人質とか取られているかと思ったけどそうではなさそう。
本当はもっと不審者がいると思っていたんだけど、ここを来る前に学園全体を見て周ったが誰もいなかった。
「杏ー!どこ行ってたんだよ!」
クラスごとに別れて整列していたらしく私が自分のクラスの列に行くと瑠海さんとちひろさんが心配そうにしていた。
もしかして心配してくれていたのかな?それなら申し訳ない……
「ごめんなさいっちょっと迷ってて……」
不審者倒してましたなんて口が裂けても言えないっ
「もー心配したんだぞ」
「本当だよ、ちゃんと帰ってきてくれて良かった」
瑠海さんもちひろさんも優しく私に微笑みかけてくれる。
「あはは……ごめんなさい……」
二人の優しさに触れ心がじんわりと熱くなるのを感じながらも申し訳なく思うのだった。



