あなたに夢中。


「乙女の顔になってるね、梓ちゃん」

「え?私が?まあ確かに礼央先輩の事は見直したけどさあ、それとこれはまた違うじゃん?」

「違くないと思うけど?」


いいからはよくっつけ2人は。


肝試しのことを思い返す。

黒岩先輩のガッチリした腕、私の手をずっと繋いでくれてたあのあったかい手


確かにかっこよかったかも…


「あれれー?紗奈も真っ赤じゃん」

「う、うるさい」


こんな不毛な言い争いをして10分。
当たり前に私たち2人はのぼせましたとさ。