この恋、遊びにつき。

着信:keiさん


すぐに出ようと思ったけど、一呼吸おく。
だってすぐ出たら待ってたって思われるでしょ?



「はい」

「あ、もしもし?結衣さん?」

「はい。こんばんわ」

「こんばんわ。お仕事お疲れ様」

「keiさんもお疲れ様です」



…沈黙。




「すごく久しぶりな気がするな、電話するの」

「そうですか?まだ3日もたってないですよ」

「そうだよね。でも結衣さんとなら毎日でも話せそう」

「本当ですか?」

「俺は嘘言わないよ」

「あは、ありがとうございます」

「結衣さんは俺と話すの、まだ緊張するかな?」

「うん…前よりは大丈夫だけど、まだ緊張する」

「そんな構えなくてもいいのに」

「keiさんだからじゃなくて、誰でもこうだよ」

「そうなんだ?でもそれなら接客業つらくない?」


わ、やばい。



「えっと…直したいから!そういうとこ。訓練みたいなものです」

「訓練かぁ。結衣さんは偉いね」

「接客は仕事だから割り切れるし。keiさんは別でしょ?」

「別って?」

「お客さんじゃ…ないし」

「あはは、まぁそうだな」

「なんで笑うの?」

「いや、特別って意味なのかなって期待しちゃったから」




き、きまずい。。


話題を変えよう!