るいと達といつもの場所、つまり、、屋上に来た
不良校では、どこでも、屋上はその学校のトップが仕切るという暗黙の了解がある
あたし達が神鳳だということは、絶対に秘密にしなければならないので、言っていない
しかし、その屋上を使えるのは
昔、るいとが
るいと「俺たちは、何処の族にも入ってない。」
と、全校生徒の前で発表し、
屋上にいるヤツらを潰したからだ
潰したという噂はあっという間に、広まっていった
ま、そのおかげで屋上が使えるわけだけどね
あみながこっそりと持ってきていたお菓子を食べながら、ゲームをしたり、話をしたりして、時間を潰していた
キーンコーンカーンコーン
やっと、放課後になったか
かんな「帰るか?」
本当は、学校に来て、龍空がいる時点で帰っても良かったんだけど、るいとが用事があるとか言って、帰れなかったんだよ
るいと「いや、ちょっと待って
転校してきたのってさ、龍空、一応全国1なわけでしょう?多分今日、あいつらは屋上に来る」
まぁ、確かにそうだな
全国1を取った族なら、学校1も取りたいんだろう
そう話をしていると……
ガラガラ……
凌仁「屋上は、俺たち、龍空が使用させてもらう」
おぉ、おめでとう、るいと
お前の読みが当たったみたいだ
凌仁「っっ!?かんな!?るいと!?」
あ、やっとあたし達がいるということに気づいたのね
湊「あれ〜?なんでかんな達がいるの?」
俺様も天使も驚いている
その後ろにいた普通も驚いてるし
るいと「悪いね、ここは俺たちの場所なんだ」
