なんなんだよ、さっきの
るいとって奴が、かんなをどっかに連れてくらしいからどこに行くのか聞いたら、
るいと「は?それはお前らに関係あることなの?黙っててくんない?(黒笑)(殺気)」
あの時の、桁外れの殺気
全国1の総長である俺でさえ、青ざめる程の殺気
チッ……
あれから、かんなはどっかに行っちまった
転校してきたから挨拶しようとした時、
俺らの方を全然見なかったのが、かんなだったんだ
自慢に聞こえるかもしれないが、俺らはそれなりになも通ってるし、顔も、いいはずだ
それなのに、見てこないお前が気になったんだ
たまたま、近くの席になった時は嬉しく思ったよ
凌仁「おい、お前……名前はなんだ」
とても、緊張して話しかけた
そう聞くと、初めて彼女はこっちを向いた
俺は、その顔を見てとても驚いたんだ
色素の薄い緑の髪に、髪と同じ色の大きい瞳
ちょっとピンクに染ってる形のいい唇
自分でも、そんなことを考えた俺に対して気持ち悪いと思ったが、そんなこと気にしなかった
だが、るいととかいう奴が、かんなのことを遠ざけたせいで名前しかしれなかったが
チッ……
だいたい、るいとは、かんなのなんなんだよ
後ろにいた、あみなと稲荷も
かんなも、そいつらには、笑顔を浮かべてるし
でも、諦めない
いつか、絶対捕まえるからな、かんな。
