あたし達は、龍空のヤツらと話すために
取り潰すはずの神鳳の倉庫にきた

 神鳳には倉庫が今4つあって、集まるところは都度都度変わるけど、会議とかやるのがほとんど
神鳳の高級マンション

 で、ここの倉庫は古いから潰そう!ってことになったわけ


鳳凰「バイクあるか?」
龍空全員「はい!」

鳳凰「着いてこい」



ーブォーンブォーン
今のバイクで走ってる順番は
あたし、るいと、あみな、稲荷、俺様、腹黒、天使、普通の順番だ

あれ?思ったんだけど
腹黒って、あいつのこと呼ぶ時呼べなくね?

一番悪口じゃん

え、絶対、あたしが「腹黒」って呼んだらくっろい笑顔で笑うよね?

え、やだ
眼鏡にしよう、そうしよう



俺様、眼鏡、天使、普通の順番で走ってる


あ、着いた

バイクを停めてゾロゾロと第四倉庫に向かった
なんで、あいつらキョロキョロしてるんだろ?
ま、いっか!


話す場所...
ここのテーブルでいっか


鳳凰「そこ、座って」

あいつらが、座ったのを見てるいと達もすわった

 ふっ、あいつらめっちゃ緊張してるんだけど



あー、あたしが色々話したら絶対ボロ出る気がする

るいとにやってもらうか

鳳凰「黒鳳、ちょっと来て」




これだけ離れたから聞こえねーだろ

耳がいい場合も考えてめちゃくちゃ離れた


もはや、倉庫出た


かんな「るいと」
るいと「どうしたの?呼び出して」


かんな「最近学校で龍空のヤツらにまとわりつかれてるじゃん?うざいからさ、なんだろ、神鳳の力であたし達に近づかないように忠告できるかな?」

そうあたしが言うと、るいとはちょっと驚いた後、黒い笑顔を浮かべた


るいと「いいね、それ、あいつらに身の程を教えてあげないと(黒笑)」

こわ、龍空大丈夫か?


かんな「ま、よくわかんないけど、よろしく」

るいと「任せて!」