ピチュピチュ

 

 鳥の音で目覚めるってなんなんだよ



こうすると、ロマンチックに感じるやつもいるかもしれないが……鳥の音はアラーム音だ


 悲しいことになwww


 歯を磨いて、朝食食べて、また歯磨いて、行く準備を整える



 どこに行くのかって?そりゃ、学校だよ


しかし、今日からの学校はミッションがある






 龍空を避けまくることだ





 るいと達も協力すると言ってくれたし、大丈夫だろう













 この時のあたしは、そんなふうに甘く考えていたんだ








 エレベーターに乗ろうとすると、前からるいと達が降りてきた


るいと「あ、おはよう。かんな」

あみな「おはよー!!かんかん!」

稲荷「おはよ、かんな 」




かんな「おはよ」

朝からキラキラしているコイツらに挨拶をする




 るいと達と、バイクで学校に登校する



行きたくないけど、行かなきゃ、るいと達に怒られるしな




まぁ、毎回遅刻してくけど




教室の前に着く



ーガラガラ



教室がシーンと静まり返ってこっちを凝視してくる



多分、るいと達を見ているんだろう




白木「おーい、遅刻か?白水達? 」


白木がなんか言ってるが無視だ


白木「また無視かよ」





チッ、龍空たち、しっかり学校に来ていやがる




るいと「いつものとこ行く?」


かんな「そうだな」



るいとも、龍空が教室にいるをみて、顔をしかめたあと、そう言った



 少し殺気もでてたけどなwww


ほら、龍空のメンバーが、少し青ざめてるじゃん





まぁ、避けるんだったら出てくのが1番だよな





ちなみに言うと、学年の模試の結果は


 1位があたしで、
 2位がるいと
 3位が稲荷
 4位が、あみな

       なのだ


 つまり、バカに思われやすいあみなは、一応頭がいいのだ。(ひどくない?かんかん あみな)



よって、サボっても問題はない






凌仁「……おい、おまえらどこに行くんだ」



 へー、るいとの出した3パーセントくらいの殺気には、 対抗できるんだ


 

 おもしろいな



 でも、るいとには逆らわない方が良かったと思うぞ






 ほら、どんどん纏う空気が黒くなってってる



るいと「は?それはお前に関係あることなの?黙っててくんない?(黒笑)(殺気)」






 こえー


 凌仁なんか、青ざめて、固まっちゃってんじゃん






流石に、あたしとあみな、稲荷は平気だけど