四天王は早急に準備に取り掛かった

かんな「今日は、あたし達が訓練をつけまーす」

明日には宣戦布告だ、そのため今日は幹部組以上が下っ端たちの特訓をする
……まぁ、戦うのは幹部組以上しか戦わないけど

かんな「先に言っておく、今回の喧嘩で戦うのは幹部組以上だけだ」

中京「！？、なんでですか！？」
下っ端「俺たちが頼りないからっすよね...！？」

るいと「今回の敵は、とても姑息な手を使う」
あみな「だから、君たちには一般人が巻き込まれないように見張ってて欲しいんだ」
稲荷「相手は武器を持ってるかもしれないから、君たちも戦うことになるかもしれない」

かんな「だから、お前達に幹部組以上が指導をつける」

あみな「はーい！ここからここはあたしの担当！」
るいと「ここからここは俺が担当するよ」
稲荷「俺はここからここ」


かんな「残りがあたしが担当だ」




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〜かんな〜


あたしのとこの訓練はほんとーに単純

ただただ、あたし相手に下っ端が合わせてかかってくるだけ

神鳳の喧嘩はとても静かで美しいって言われてる

そして、神出鬼没

たまに、出てきて窮地を救う

その瞬間を見た人達が言っていく

神鳳は静かに舞うように颯爽と現れ消えていく


……消えるわけないでしょ

普通に気配消してるだけだって
静かなのは、あたしら幹部組以上が無言で戦うから

そして、舞うって言われてるのは、相手のスキをつく戦い方を神鳳はするから

かんな「はいはい、もう少し脇を閉めて」


颯爽と現れ静かに舞うように戦う


かんなはまさにその言葉を表したような戦い方をする



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〜るいと〜
俺のとこの訓練はとっても簡単

ただ単に、2人組を組んでやり合う
んでもって、俺が指摘する

るいと「そこ、蹴りのスピードが遅い
　　　　空気抵抗を大きく受けている、もっと低くして」

そして、るいとの指示は的確である

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〜あみな〜
あたしのとこの訓練も簡単だよ〜！
あたしが持ってる旗を奪えばOK！
ふふん！これで瞬発力も避ける力も上がるもんね
(って、るいとが言ってた)

あみな「ほらほら、こっちだよぉー！」

あみな「はい！そこ！気配が隠せてないよ」

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〜稲荷〜
俺のとこも簡単
俺の訓練はあみなと似てて、俺の後ろにある素振り台をぶっ壊せばいい、それだけ

稲荷「俺は暴力も振るうから逃げて」
稲荷「でも、素振り台、壊して」

一斉にかかってくる下っ端を相手しながら後ろの素振り台を庇う

稲荷「そこ、もっと踏み込んで」





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こんな、HARDすぎる訓練で下っ端達は一回り成長したのだ