「結構遠いんだ。
ねえ、その割にはカナ爺いつも呼んだら来るの一瞬だよね?
明星は着くまでちょっとかかったのに」
「わしはもっと近くに住んでおるぞ。
一応森のまとめ人じゃし、どの種族の集落からも同じくらいの距離のところに住んでた方がいいじゃろ」
「それが大体うちの近くなの?」
「そうじゃな。
カラスのところへ行く道と今の道が違うのには気付いておるか?」
「うん。
草ばっかりの道に入ったところからでしょう?」
「そうじゃ。
あそこが分岐点じゃから、あの辺に住んでおる」
「へぇ。
今度遊びに行っていい?」
「ダメじゃ」
「冷たい……」
ねえ、その割にはカナ爺いつも呼んだら来るの一瞬だよね?
明星は着くまでちょっとかかったのに」
「わしはもっと近くに住んでおるぞ。
一応森のまとめ人じゃし、どの種族の集落からも同じくらいの距離のところに住んでた方がいいじゃろ」
「それが大体うちの近くなの?」
「そうじゃな。
カラスのところへ行く道と今の道が違うのには気付いておるか?」
「うん。
草ばっかりの道に入ったところからでしょう?」
「そうじゃ。
あそこが分岐点じゃから、あの辺に住んでおる」
「へぇ。
今度遊びに行っていい?」
「ダメじゃ」
「冷たい……」

