まるで熟年夫婦のような会話だが、神の遣いとしてはこのくらいやらなければいけないと気持ちを抑えていた。
島民はガブリエーレの機嫌を一番に考えている。
『確かに言うだけのことはあるな』
「何が?」
『お前は役に立つ。召使いくらいにしてやってもいいぞ?』
いちいち腹が立つ言い方である。
チラリとガブリエーレを見ると、彼はいつものようにニヤニヤと笑っているではないか。
メイジーはわざとものすごく嫌な顔を見せつけるために眉間に皺を寄せて口元をへの字に歪めた。
「絶っっっっっ対に嫌よ!」
『国にはもう戻らないのだろう? 自称王女サマ』
「うるさいわね! あなたが何と言おうとわたしは王女だったの!」
『芋虫を食い、斧を振り回して、サバイバル生活を送る王女がどこにいる?』
「~~っ! 仕方ないでしょう!?」
自分で言うのも何だが、最近のメイジーの適応能力は目を見張るものがある。
石の斧で薪を作るのだってできるようになったし、火だって一人で起こせる。
料理も漁もそこそこ手伝えるようになった。
何故、それをずっと岩場の上から動いていないはずのガブリエーレが知っているのかはわからない。
わからないが、一国の王女がここまでしないのだけは確かだ。
島民はガブリエーレの機嫌を一番に考えている。
『確かに言うだけのことはあるな』
「何が?」
『お前は役に立つ。召使いくらいにしてやってもいいぞ?』
いちいち腹が立つ言い方である。
チラリとガブリエーレを見ると、彼はいつものようにニヤニヤと笑っているではないか。
メイジーはわざとものすごく嫌な顔を見せつけるために眉間に皺を寄せて口元をへの字に歪めた。
「絶っっっっっ対に嫌よ!」
『国にはもう戻らないのだろう? 自称王女サマ』
「うるさいわね! あなたが何と言おうとわたしは王女だったの!」
『芋虫を食い、斧を振り回して、サバイバル生活を送る王女がどこにいる?』
「~~っ! 仕方ないでしょう!?」
自分で言うのも何だが、最近のメイジーの適応能力は目を見張るものがある。
石の斧で薪を作るのだってできるようになったし、火だって一人で起こせる。
料理も漁もそこそこ手伝えるようになった。
何故、それをずっと岩場の上から動いていないはずのガブリエーレが知っているのかはわからない。
わからないが、一国の王女がここまでしないのだけは確かだ。



