【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!


なんだかんだ理由をつけて避けていたことを見透かしていたのだろう。
皇帝である以上、結婚から逃げることなど不可能だ。
そしてスリーダイト帝国の皇帝として粗相はできない。
パートナーも必須になってくる。

ガブリエーレは自然とメイジーの顔が思い浮かぶ。
魔法がまったく使えないメイジーへの風当たりは強くなる。
だが彼女はこの国で何かを変えてくれると、そう期待してしまう。

彼女は今、貝に執着しているため一緒に帝国に来ることはないだろう。
だがこの島から帝国までは、ガブリエーレの魔法の力で繋げてある。
それからメイジーを説得すればいいと思ったのだ。
島と帝国を繋いでいるため行き来は自由だが、複数人通れるように改良しなければならい。
それもメイジーのために、だ。

そして迎えの船が来たが、帝国の様子を見に行っている間にメイジーを攻撃してきたのだ。
ガブリエーレの頭に血が昇る。
しかしもっとわからないのは殺されそうになった相手を許すメイジーの考えだ。
思えば島民たちもそうだった。
二度ほど命の危機を迎えたが今では打ち解けていた。

それにしても少し目を離すだけでメイジーは死にそうになる。
ますます目が離せない。