大きな不安はあるようだが、今は従うしかないといったところか。
島民たちやダダナは顔を見合わせていたが大きく頷いた。
ガブリエーレは何かをダダナに渡している。
メイジーはガブリエーレの言っていることがまったく理解できなかった。
(島までの道を繋ぐって、橋でも作るのかしら……)
見渡す限り広大な海だ。
こんな場所に橋など作れるのだろうか。
しかもそこからガブリエーレを呼べるとなるとますますわからない。
こうしてガブリエーレと関わってわかったことは、彼はとにかく口数が少ないということだ。
けれど本当のことしか言わないことだけは確かだ。
いまだにガブリエーレは謎が多いが、彼が皇帝だという言葉を聞いてメイジーは自分が彼にしてきたことを思い返していた。
(…………わたくし、間違いなく死ぬわね!)
不敬罪どころの話ではない。
彼の立場を知らなかったにしても喧嘩を売ったり、暴言を吐いたり、のしかかって口の中に手を突っ込んだりもした。
(で、でも大丈夫なはずよ! だって彼は国に帰るんだもの!)
メイジーはガブリエーレにバレないように後ろに下がっていた。
逃げて今までのことをうやむやにするしかない、そう思ったからだ。
しかし何かの力に引っ張られるようにして人混みから抜け出してしまう。
先ほどいた場所まで逆戻りだ。
これもガブリエーレの魔法の力だろうか。
恐る恐るガブリエーレの顔を見上げると、彼はこちらをじっと見つめている。
島民たちやダダナは顔を見合わせていたが大きく頷いた。
ガブリエーレは何かをダダナに渡している。
メイジーはガブリエーレの言っていることがまったく理解できなかった。
(島までの道を繋ぐって、橋でも作るのかしら……)
見渡す限り広大な海だ。
こんな場所に橋など作れるのだろうか。
しかもそこからガブリエーレを呼べるとなるとますますわからない。
こうしてガブリエーレと関わってわかったことは、彼はとにかく口数が少ないということだ。
けれど本当のことしか言わないことだけは確かだ。
いまだにガブリエーレは謎が多いが、彼が皇帝だという言葉を聞いてメイジーは自分が彼にしてきたことを思い返していた。
(…………わたくし、間違いなく死ぬわね!)
不敬罪どころの話ではない。
彼の立場を知らなかったにしても喧嘩を売ったり、暴言を吐いたり、のしかかって口の中に手を突っ込んだりもした。
(で、でも大丈夫なはずよ! だって彼は国に帰るんだもの!)
メイジーはガブリエーレにバレないように後ろに下がっていた。
逃げて今までのことをうやむやにするしかない、そう思ったからだ。
しかし何かの力に引っ張られるようにして人混みから抜け出してしまう。
先ほどいた場所まで逆戻りだ。
これもガブリエーレの魔法の力だろうか。
恐る恐るガブリエーレの顔を見上げると、彼はこちらをじっと見つめている。



