【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!


そんな日々が五日ほど続いていただろうか。

メイジーは寝不足でフラフラしながらも海岸へと向かう。
今朝はミミたちにも無理をしすぎだと怒られたばかりだが、じっとしてはいられない。

(今やらなくちゃ、いつやるって言うのよ!)

メイジーは貝と奮闘した日々を思い出していた。

一日目は噛まれないように思考錯誤したり貝の補充。
噛まれないように木の棒を用意するが木の棒が粉砕。
もっと固いものを探してつっかえ棒に。
もうこれで怖くないと思った途端、棒が折れて復讐とばかりに鼻を噛まれてしまう。
細かい網の作り方を教わって強度を測る。
夜通し網を作り直す。

二日目、寝坊からスタート。
ガブリエーレに『遅い』と怒られつつ、元からある歪な真珠を取り除く作業。
新しい棒を使い、中身を必死に綺麗にしていくのを続けていた。
すると子どもたちがメイジーを手伝ってくれた。
おかげで貝の中はピカピカだ。

形のいいものを二、三粒貰って、他のものは子どもたちへ。
どうやら色別になっていることで好きな色を取り出せることを喜んでいた。
前日の反省を生かして深夜まで新しい網を作る。

三日目はなんとか寝坊せずに済んだ。
網の補強と貝に種を入れる作業。
しかし種をすべて吐き出されるというまさかの事態。
海のものしか食べないのかと、食事の残りものを持って行ってみるとパクパクと食べた。
となると、種の食べさせ方を考える必要があるとフルーツごと突っ込んでみると種ごと飲み込んだ。
深夜まで新しい網の作業。