【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!


メイジーはすぐにミミの元へと向かった。
フルーツの種を大量にもらって葉の袋に詰める。
頑張って作った網を持って慌てて海へと戻っていく。 
それから手当たり次第に貝を乱獲して網のそばに持っていた。
この貝は取るだけなら何の問題はない。

問題は中身を確認しようとする時だ。
口を開いた瞬間にこちらに噛みついてくる凶暴さに、挟まれた鼻をそっと触れた。

外側は似ているからわからないけど、中はハッキリ色がわかれている。
メイジーはチラリと中を見てから色別に仕分けていく。
どんなに気をつけても貝が早すぎて噛みつかれてしまう。
何度も指や鼻を噛まれてしまった。


「いたたっ……! もうなんでこんなに凶暴なのよ!」


色を確認するだけでこんな風になってしまうのだ。
種を入れ込むのも苦労しそうだ。
そして七枚の網に赤やピンク、青と水色、黄とオレンジ、緑、紫、茶色、黒とわけていく。

波が高くなる時間は避けて島の手伝いに向かい、また海辺に戻って作業をしていると日が暮れてしまう。

(そろそろ戻らないと。夕食の支度の時間だわ……!)

次の日のために、貝が入った網を岩場に固定しなければならないのだが、その作業に苦戦していた。

(貝も暴れるし、気を抜くと転んでしまいそう。なかなか括れない……! 海の中は動きづらいわ)