どうしよう。今まで感じたことがないくらい気まずい…。
「そっか。勇気が出せなくてずっと連絡してないんだ。でも元気ならよかった」
「…ごめん。眞紘と美波が気まずくなってるのも、私のせいだよね」
はあ?と眞紘の怒ったような声が聞こえてきた。
「別に、陽菜乃のせいじゃないけど」
「私のお見舞いに来てくれた時からずっと気まずいままでしょ?それも私が原因で二人が喧嘩しちゃったわけだし…」
「たしかに、話の内容は陽菜乃に関することだったかもしれないけど、あれは俺たちの考え方が違うからすれ違っただけだ。だから陽菜乃のせいじゃねぇよ。俺も、あの時は感情的になって自分の意見を陽菜乃に押し付けすぎた。悪かったな」
「そんな…謝らないでよ。謝らないといけないのは、私。眞紘にも、みんなにも…」
ダメだ、泣くな。
鼻の奥がツンっと痛み、出てきそうになる涙を必死に堪える。
「颯太の気持ちも若菜の気持ちも全然気づけなかった。私は自分のことばっかりで、莉久のことだってたくさん傷つけた。美波と眞紘が喧嘩をした原因も私。全部私が悪いの。私がみんなをぐちゃぐちゃにした」
私がみんなと出逢ったせいで、こんなことになってしまったんだ。
「…たった一回の失敗がなんだよ」
「そっか。勇気が出せなくてずっと連絡してないんだ。でも元気ならよかった」
「…ごめん。眞紘と美波が気まずくなってるのも、私のせいだよね」
はあ?と眞紘の怒ったような声が聞こえてきた。
「別に、陽菜乃のせいじゃないけど」
「私のお見舞いに来てくれた時からずっと気まずいままでしょ?それも私が原因で二人が喧嘩しちゃったわけだし…」
「たしかに、話の内容は陽菜乃に関することだったかもしれないけど、あれは俺たちの考え方が違うからすれ違っただけだ。だから陽菜乃のせいじゃねぇよ。俺も、あの時は感情的になって自分の意見を陽菜乃に押し付けすぎた。悪かったな」
「そんな…謝らないでよ。謝らないといけないのは、私。眞紘にも、みんなにも…」
ダメだ、泣くな。
鼻の奥がツンっと痛み、出てきそうになる涙を必死に堪える。
「颯太の気持ちも若菜の気持ちも全然気づけなかった。私は自分のことばっかりで、莉久のことだってたくさん傷つけた。美波と眞紘が喧嘩をした原因も私。全部私が悪いの。私がみんなをぐちゃぐちゃにした」
私がみんなと出逢ったせいで、こんなことになってしまったんだ。
「…たった一回の失敗がなんだよ」

