100日後、キミのいない世界で生きていく

ふと、一緒に落ちてしまった莉久が持ってきてくれた袋が指先に当たる。


「…っ」


中に入っていたのは、私の好きなアイス、好きな飲み物、好きなお菓子。

私の好きなものばかりだった。

莉久はこんなにも私のことを大切に想ってくれていたのに、自分からその手を離してしまった。

大人になっても私たちはずっと一緒にいられるんだとそう信じていたのに。

一体私はどこから間違えてしまったんだろう。


莉久はもう、私の涙を拭ってはくれない。





「…なんで」


熱が下がりいつも通り登校すると、ここ最近ぱったりとなくなっていたはずの嫌がらせがまた再開されていた。

空の靴箱に小さくため息をつき、職員室にスリッパを借りに行く。


–––「俺のせいで嫌な思いさせて悪かったな」