100日後、キミのいない世界で生きていく

よかった…。今は颯太とも莉久とも、合わせる顔がない。


「陽菜乃が熱出すなんて、珍しいね。なんとなく風邪とか引かなさそうなタイプだと思ってたけど」

「あはは、何それー。まあでもたしかに、熱なんて出したの小一以来かも」


だからこそ久しぶりのこのだるい感じが余計辛い。


「…なんかあった?このまえの颯太の応援行った日も、用があるって言って別で帰ってたけど」


…やっぱり、この二人には気付かれちゃうよなぁ。

一番長い付き合いなんだから、当たり前だ。


「…わからない。私、どうしたらいいんだろう…」


美波と眞紘に、颯太にキスと告白をされたことを話す。


「はあ!?颯太って陽菜乃のこと好きだったの!?」

「俺は気づいてたよ。颯太バレバレなんだもん。…多分、莉久も気づいてたと思う」

「…ええ!?莉久も?」


そんな、だって莉久はそんな素振り一切なかったのに…。