笑い合っているみんなの輪に入りたいのに、なぜか顔が熱くてそれどころじゃなかった。
さっきの莉久の笑顔が、どストライクに刺さってしまったのだ。
なにこれ…おさまってよ…っ。
「陽菜乃、次は私たちの借り物競走だよ。颯太に続いて一位取る気で頑張るよ!」
さっきまでだるそうにしていたのに颯太に感化されてやる気を出したのか、美波が興奮気味に私の肩を叩いてきた。
「う、うん!早く行こう…っ!」
颯太にお疲れ様と言ってあげたかったけど、みんなの顔なんて見ている余裕もなく美波の手を引いて招集場所に行く。
「どうしたの?なんか顔赤くない?熱中症?」
「へあ!?だ、大丈夫!さっきの応援に熱が入って暑いだけ!」
「そう?」
怪訝そうな美波に慌てて笑顔で頷いて、みんながいる場所に視線を向ける。
「陽菜乃、美波ー!一位取れよー!」
疲れなんて感じさせないくらいの笑顔で手を元気よく振ってくる颯太に美波と一緒に手を振り返す。
さっきの莉久の笑顔が、どストライクに刺さってしまったのだ。
なにこれ…おさまってよ…っ。
「陽菜乃、次は私たちの借り物競走だよ。颯太に続いて一位取る気で頑張るよ!」
さっきまでだるそうにしていたのに颯太に感化されてやる気を出したのか、美波が興奮気味に私の肩を叩いてきた。
「う、うん!早く行こう…っ!」
颯太にお疲れ様と言ってあげたかったけど、みんなの顔なんて見ている余裕もなく美波の手を引いて招集場所に行く。
「どうしたの?なんか顔赤くない?熱中症?」
「へあ!?だ、大丈夫!さっきの応援に熱が入って暑いだけ!」
「そう?」
怪訝そうな美波に慌てて笑顔で頷いて、みんながいる場所に視線を向ける。
「陽菜乃、美波ー!一位取れよー!」
疲れなんて感じさせないくらいの笑顔で手を元気よく振ってくる颯太に美波と一緒に手を振り返す。

