100日後、キミのいない世界で生きていく

「…っ!?なんだおまえ!離せ…っ!」

「ああ…っ!」


ぐっと右腕を刺され思わず痛みに悲鳴を上げるが、体ごと男に向かって突っ込む。


–––颯太、真っ直ぐ想いを伝えてくれてありがとう。


「離せ、この!」

「…っ」


–––莉久、私に一途に恋する気持ちを教えてくれてありがとう。


「離せー!」

「きゃー!通り魔ー!」


–––若菜、私に優しくしてくれてありがとう。


「なんだこの女!なんでこんなに刺してんのに離さねぇんだよ!」


–––眞紘、勇気をくれてありがとう。


「死んでも…行かせない…っ」

「わああああ!」