「…美波!おまえ、起きたのか!?」
「え、美波?」
「ああ、よかった!起きたんだな!」
思わず眞紘を抱きしめ返そうとしたところで、扉を開けて莉久が中に入ってきた。
その後ろには颯太と若菜の姿まである。
慌てて眞紘から離れる私に莉久は特に気にした様子もなく、ズカズカと目の前まで歩いてくるとガシッと腕を掴んできた。
「美波、おまえは一人でよく頑張ったよ」
その一言で、収まっていた涙が再び溢れてくる。
「そんなことない…っ。陽菜乃がいた未来を作れなかった…っ」
「それでも美波は最後まで足掻き続けただろ?俺たちにはできないことを、おまえは一人でやったんだ。ありがとう、美波」
「美波がいなかったら、若菜はきっと今も部屋にこもってたよぉ」
「俺たちは陽菜乃の死から逃げてたんだ。だけど美波だけが立ち上がって、諦めずに過去と向き合った」
みんなが優しく微笑みながら私の手に自分の手を重ねてきた。
…ああ、陽菜乃。私は、陽菜乃のいる未来を作ることはできなかったけど、みんながもう一度一つになる未来なら作れたよ…。
「え、美波?」
「ああ、よかった!起きたんだな!」
思わず眞紘を抱きしめ返そうとしたところで、扉を開けて莉久が中に入ってきた。
その後ろには颯太と若菜の姿まである。
慌てて眞紘から離れる私に莉久は特に気にした様子もなく、ズカズカと目の前まで歩いてくるとガシッと腕を掴んできた。
「美波、おまえは一人でよく頑張ったよ」
その一言で、収まっていた涙が再び溢れてくる。
「そんなことない…っ。陽菜乃がいた未来を作れなかった…っ」
「それでも美波は最後まで足掻き続けただろ?俺たちにはできないことを、おまえは一人でやったんだ。ありがとう、美波」
「美波がいなかったら、若菜はきっと今も部屋にこもってたよぉ」
「俺たちは陽菜乃の死から逃げてたんだ。だけど美波だけが立ち上がって、諦めずに過去と向き合った」
みんなが優しく微笑みながら私の手に自分の手を重ねてきた。
…ああ、陽菜乃。私は、陽菜乃のいる未来を作ることはできなかったけど、みんながもう一度一つになる未来なら作れたよ…。

