100日後、キミのいない世界で生きていく

「ダメ!橋の方には来ないで!私たちが屋台の方に行くから」

「え…?」


やっぱり未来が少し変わっている。

もう屋台の方に陽菜乃がいるとするなら、なんとしてでもこの橋には近づけさせないようにしなくては。


「陽菜乃ー!陽菜乃、どこー!?」

「陽菜乃ー!」


莉久と大声を出しながら陽菜乃の姿を探すけど、それらしき人は見当たらない。


「ちょっと、美波と莉久。どうしたの二人ともぉ?」

「陽菜乃ならそんな必死にならなくても、すぐ会えるだろ?」

「あとで話すから!陽菜乃に会える未来は当たり前なんかじゃないんだよ!」


もう嫌なの。陽菜乃のいない未来で私は生きてるのは、もう嫌だ。

だからお願い。陽菜乃に会わせて…!


「きゃー!」

「逃げろ!刃物持った男が橋の上で暴れてるぞ!」