100日後、キミのいない世界で生きていく

未来はきっと変えられる。ううん、変えてみせる。


「…あら、美波ちゃん?久しぶりねぇ」


インターホンを鳴らして中から出てきたのは、陽菜乃のお母さんだった。


「こんばんわ。陽菜乃、いますか?」

「陽菜乃?陽菜乃なら、十分前くらいに家を出ていったわよ?美波ちゃんたちと夏祭りに行くとか言って…」

「…え?」


莉久と顔を見合わせる。

どういうことだ。未来の陽菜乃は寝ていて遅刻してきたのだ。

だから、今の時間なら家にいるはずなのに…。


「あ、美波!待てよ…」


莉久の声もお構いなしに、走り出す。

どこに行けばいいのかなんてわからなかったけど、今は一刻も早く陽菜乃を探さないと。


「美波!」


どこを探しても陽菜乃を見つけられることはできず、橋の上に戻るとすでに陽菜乃以外のみんなが揃っていた。