離婚してから始まる恋~念願かなって離婚したら、元夫が私を追いかけて辺境までやってきました~

【エドリック視点】

一方その頃、エドリックたちはというと。

大して手応えのない戦いに
いよいよ気持ち悪さを感じ始めていた。
ドラゴニア帝国軍は意図的に
自分たちをこの地に留め続けておきたいようだ。
「ガビ、これは隠された意図があるんじゃないか?」
「俺もそう思う。支援物資の補給が断たれたことで、新たな物資の目処が立つまで持久戦に入ったのかと思ったが。」
「俺たちの目がこちらに向いているうちに、別の作戦が進行しているんじゃないか?」
「別の作戦というと?」
「俺が敵将だった場合、当初の目的を完遂することが難しくなれば、分捕れるものは分捕ってやろうと考える。特に自分の国にはない珍しいものを。」
「エディの予感が正しいとしたら、狙われるのは・・・」
「魔法使いや巨人族、ドラゴンといったところだな。」
その可能性にたどり着いた瞬間、
2人は血相を変えた。
こんなところで油を売っている場合じゃない。