「それで、今日この場にいる人たちのことだけど。左から順にスカイフォルド王国国王とその第2王子レイザーク殿下。ちなみにレイザークは私と兄の幼なじみ。それから次がエイヴァルン王国国王。巨人族は確かに巨大な体躯だけどとても心根が優しいの。強くて頼りになる人たちよ。その隣のおじいちゃんがヘルミスタ国の大賢者エルミラス様。ヘルミスタ国は王様はいなくて、国一番の魔法使いが大賢者として国をまとめているわ。そして最後がユルドレイム国のヘルモース様。実は、ユルドレイム国は私もよく知らないの。神族は人間達との交流を絶っているから。唯一ヘルモース様は神々と人間の使いというお役目があるから、こういう場に姿を現してくださるのよ。」
エレオノールの説明を一言一句聞き漏らすまいと
エドリックは真剣に耳を傾けた。
聞けば聞くほど神秘にあふれている。
個人的には彼らのことをもっと知りたい。
そうこうしているうちに、
じきに会議が再開された。
連邦側の姿勢としては
ドラゴニア帝国の配下に下るのは断固拒否だが、
アルドヴァール以外は
直接対決に及び腰だ。
エレオノールの説明を一言一句聞き漏らすまいと
エドリックは真剣に耳を傾けた。
聞けば聞くほど神秘にあふれている。
個人的には彼らのことをもっと知りたい。
そうこうしているうちに、
じきに会議が再開された。
連邦側の姿勢としては
ドラゴニア帝国の配下に下るのは断固拒否だが、
アルドヴァール以外は
直接対決に及び腰だ。



