意を決した私は、扉を開く。
「おかえり。俺もとりあえずシャワー浴びて今日は休もうかな。」
「…うん。」
「寝る前の薬も置いてるから飲んでて。眠くなったら先に寝ててね。」
「あ、うん。」
さっきはお風呂上がりの私がどうとか言っておきながら、何食わぬ顔で平然と浴室へ向かったレン。
逆に私は呆気に取られ立ち尽くす。
「…自分が…恥ずかしい…。」
恥ずかしい勘違い野郎に成り下がった私。
ヤケクソでレンの薬をグビっと飲み干し、このままお酒も飲みたくなってきた。
周囲を見渡すと酒瓶がチラッと目に入った。
「…勝手に飲んじゃダメだよね。」
レンもお酒飲むだなと。
どんなお酒を飲むんだろうと。
ここで好奇心から、味見だけしてみようと私はその酒瓶を開けて少しだけ飲んでみた。
少しだけのはずが、いつもの癖で結構飲んだ。
「うえー…。」
まっず!!!
何このお酒。喉が焼けるほど熱いのが分かる。お陰で味何て分からなかった。
「…なんか…熱い。」
喉が焼ける感じも中々治らない。
どんどん身体の熱が上がる感じもする。さっきレンの薬飲んだのに。
「っ…〜。」
あー何だこれ。
レンはこんなお酒飲むのか。凄すぎる。
このお酒で鍛えれば私ももっと飲めるようになったりするのかな。
私はもう少しだけと、追加で飲んでみる。
「ぅー…。」
やっぱり美味しくはない。
そして喉が痛い。
「…リン、起きてたの?」

