私が思わずむっとして振り返ると、目の前におーちゃんの可愛い顔が映る。
「っ…!」
あーもう!可愛い!!!
私なんて霞むほど可愛い!!!
「…あら?オウスケもいたの?」
上からワカさんが降りてきた。
「わ、ワカさん今日もありがとう!」
「いいのよー。リンちゃん可愛いから私も嬉しいし。」
私は現状から逃げるようにワカさんの元に逃げる。
あの可愛さが眩しくて眩しくて。
「ん?オウスケとリンちゃん良い感じなの?」
「はい!?」
「だってオウスケがすっごい良い顔になってるけど。」
元々じゃん!!!
「そんなんちゃうわ。」
「おっ、おーちゃっ…!?」
グイッと腕を引かれて。
せっかく逃げたのに私は再びおーちゃんの側に戻ることになってしまう。
「…カイ、大変ね。」
「分かってくれるか。おおきに。」
大人な二人が意味深なやり取りをした後、ワカさんはそのまま帰ってしまい。
入れ替わりのようにお客さんがご来店。
「嬢ちゃん!約束通り来たぜー!」
「あ、昨日の…。」
「今日も可愛いー!」
昨日のお客さんが多数。
他にも新たに見る新しいお客さんも多数。
「商売繁盛やわー。」
「カイ、外にも並んどるで。」
「お嬢効果テキメンやな。嬉しいわー。」
もう空席など一つもないどころか、立ったままの人もちらほらいますけど。
そして外にもまだ待ってる人がいると言う。
「嬢ちゃん!今日は俺が奢るぜ!」
おーちゃんの側に立ってた私を、今度はお客さんがグイッと引っ張る。

