こうして選ばれし隊士の皆さん。
サクとハナちゃん。
アキトとトキ。
そんなメンバーでお祭りに向かいます!!!
「私るうにお祭りのお小遣いもらったの!」
「え?いくら?」
「じゃーん!」
「…お小遣いって額じゃないけど。」
行く道は、酔い潰れる人間が出ることを考慮し準備された馬車に私とアキトとトキで乗り込んだ。
その中でるうにもらったお小遣いを見せると、その額の大きさにトキは呆れる。
「あ、そうだ。剣の手入れ分のお金返しとくね。」
「二本ともあまりに上物なんでやたら金掛かったんだよなあ。」
「いくらかわかんないから勝手に取ってー。」
るうに貰った袋ごとアキトに放り投げる。
「アキト貸して。俺が計算する。」
「…お前悪い顔してんぞ。」
「そんなことないから。任せて。」
私はそのやり取りを笑って見るだけ。
世間知らずな姫だったもので、剣の手入れにいくらくらいの費用がかかるのか知らないし。このお金の額の大きさもよく分からない。
「はい、リン残り返すね。」
「うん。」
「…大いにぼったくられてんぞ。」
「別にいいよー。」
トキが悪い顔でもっと取ればよかったって言ってるのも聞こえてますが。
本当にいいんです。気にしません。
「それでトキがここにいられる時間が延びるかもしれないし、私はいいよ。」
「…アキト、胸が痛い。」
「阿呆。元々こういう奴だろ。」
ユイ姫さんへの貢ぎ金になってもいい。
「そういえばシオンとユイ姫対策練ったんだって?」
「…うん?」
おいおい、シオンさん。
エゼルタ王巻き込む話はしてないよね?トキには言わないでって私言ったよね?
「詳しくは聞いてないけど、何か嫌な予感するんだよね。」
「初めてのシオンとの共闘なので、この策はとっておきなんです。トキにも言えません。」
「えー。シオンとリンのタッグなんて恐ろしすぎるよ。何する気なの?」
「…果報は寝て待てだよ。トキは心配しないで今は目の前に集中っ!」

